比較教育学?/藤森亜紀子

【今日のひとこと】
前回、私が大学院で比較教育学専攻だったことを書いたところ、思わぬところで嬉しい反響(?)をいただいたので、今日は、『比較教育学』のご紹介。日本の公教育が大きく評価されている一面をご紹介したいと思います。

私たち日本人にとっては、当たり前という感覚が大きいと思いますが・・・日本の外ではビックリされることに「学校給食」と「掃除」があります。そもそも、給食を各学級で児童・生徒が自分達で配膳する国は、非常に少ないはずです。

アメリカではカフェテリア形式、日本で言う大学の食堂の雰囲気です。栄養がきちんと管理されていて、それが子どもたちにも保護者にも公表されている日本の学校給食。自分達で配膳し、片付けまでを行わせる、給食を通して身体にいい食事や食に対する礼儀や文化を体で覚えさせているような制度ですよね。次に、掃除。これまた、世界的に毎日掃除の時間を設けて、学校を掃除している国は少ないはずです。

では、そもそも、なぜ給食や掃除を学校の中で丁寧に教えているのか?
それは、日本の『学校』の機能が、他国のそれと比べて独特なものだからです。
他国と比較すると、日本の学校は、勉強を習う場であると同時に、道徳や生活の基本を学ぶ場であるという位置づけが強くあります。最近では、それが、家庭の教育力低下論とあいまって教員の負担増と指摘されつつあります。

個人的には・・・
いろいろな学校の先生とお話させていただく中で、「そんなことまで学校で教えていたら先生はパンクですね・・」というような内容があるのは事実です。しかし、世界的にここまで学校教育の中で社会のルールや基本的な生活習慣を徹底して教えられている国は本当に稀だと思います。言い換えると、子どもたちの教育にそこまでコミットしている学校の先生も世界的にも稀なのかもしれません。(もちろん、海の外にも素敵な先生は、たくさんいます!)日本の学校教育が、世界に誇れる一面だと思っています。

日本の学校教育は課題ばかりが表面化しますが、海の向こう側からは、高い評価を受けていたりする・・・日本の学校教育に自信と誇りを持って、これからも向き合っていきたいものです。

【今日の仕事】
  • チームMTG
  • 原稿執筆

【プロフィール】
名前藤森亜紀子(ふじもりあきこ)
所属部署学びと成長カンパニー/子ども・学校事業開発チーム
担当業務子ども向けプログラム開発・評価・運営/学校支援事業企画
入社月2008年5月
入社までにやってきたこと米国大学院での比較教育学研究、米国チャータースクール(高校)で勤務
今はまっていることアメリカンアンティーク収集
ウィル・シードのここが好き!明朗快活
未来の仲間へひとこと大胆な決断を!
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