

2009年度までの3年間、のべ50社・約7500名の若手社員を対象とした「若手の成長と成長環境に関する調査・研究」の結果、若手社員の「自律的に成長する力」に関する開発が十分でないという事実が浮かび上がってきました。
業務はそれなりに“こなす”が、入社してから数年が経っても
“他者依存”の成長から抜け出せない若手社員・・・(右図)
大きな変化の舵を切らねばならない今、企業が社員、とくに若い社員たちに期待するのは、自ら能動的に動き、新しい時代を作り出す担い手となってくれること。
そのために求められているのは、より自発的で、よりスピード感のある成長。すなわち、意図的に自らの成長を加速させる“自律成長”が必要だと我々は、考えています。

社員が自律成長するためには、

という2つのプロセスを日々の業務の中で意識的に積み重ねることが必要になります。その中でも、与えられた業務を受身で経験するのではなく、自らの成長に必要な経験を意図的にマネジメントしていくことが重要です。
こうした考えとこれまでの「若手の成長と成長環境に関する調査・研究」を経てモデル化したものが「自律成長モデル」(右図参照)です。

では、どのようにしたら自律成長”を実現することができるのでしょうか?
まずは本人自身の要因です。“成長が早い人”には、明確に共通した特徴があります。それは、自分を高めるための経験を積極的に獲得し、瑣末と思える経験からでも多くを学び得る傾向です。すなわち、それらの傾向を把握し促進することができれば「成長力」は加速し得るのです。
そして忘れてはならないのが、「上司・先輩」の存在です。上司・先輩が若手社員の成長のさせ方を理解し、意図的に職場で働きかければ、若手社員の成長をより加速化しすることができます。若手の成長においては、日々の経験を取り巻く「環境要因」が極めて大きく影響するのです。


SOILは、「自律成長モデル」に基づき、個人と組織の両面から若手を成長させる環境となっているかどうかを予測し、改善に結びつけることができます。若手社員本人の成長加速化を目的とした「自律成長性診断」と、組織の成長促進力(≠業務指導力)の向上を目的とした「成長環境サーベイ」から、SOILは構成されています。