企業の人材開発支援を行う株式会社ウィル・シード(本社:東京都渋谷区恵比寿 代表取締役:瀬田 信吾 以下 ウィル・シード)は、東京都教育委員会からの委託を受け、東京都内の高校生が、起業を現実的な選択肢とすることを目的とした「起業創業ラボ」を7月17日(土)からオンラインで開催します。このラボは、平成31年(令和元年)に続き2回目の開催です。
テクノロジーの発展やグローバル化など、変化が大きく、複雑性が増す現代の課題に高校生が向き合い、「起業家との対話」や「インタビュー」など、全6回の演習や実践を通して、課題を解決する力を養うことを目的としています。
■開催概要
【スケジュール】「起業創業ラボ」
【対象】 都立高校及び中等教育学校(後期課程)に在籍している生徒
【後援】 新経済連盟、BIT VALLEY
※新型コロナウィルス感染症の影響で、開催内容が変更になる場合があります
イベントの詳細は下記URLからご覧ください▽
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/entrepreneurship_and_founding/labo_r3.html
■「起業創業ラボ」とは
―高校生が都市課題を解決する力を養い、“起業家精神”を学ぶ
起業や創業に興味のある東京都内の高校生が、都市課題の解決に向けた創業企画を構想していくプロジェクト型学習プログラムです。
「リサーチをして都市課題を見つける」「課題の原因を探る」「課題を解決するアイディアを生み出す」など、起業や創業に関する講習や体験活動を通して、参加者した高校生が、「世の中にどう貢献していくか、人のニーズをどう満たしていけるか、という視点を持って考える“起業家精神”」を学びます。
―インタビューや調査などの体験を含むプログラム
起業創業ラボのプログラムは、オリエンテーションから、インタビューや調査などの体験、最終発表会まで全6回のプロセスで進めます。この中で参加者は、思考の「収束」と「発散」を繰り返し行い、最終的なビジネスプランを練り上げていきます。
前回の開催の様子
【前回のラボ(平成31年・令和元年に実施)で行ったプロセスの例】
・オリエンテーションのアイスブレークワークで、デザイン思考の体感ワークとして、クロワッサンを食べる際の「課題」を解決するためのモノを考えた。
・「インタビュー/リサーチする」というテーマで、外国人インタビューを設計・実施。観光において、訪日外国人がとる行動や使うサービスの中から望み・悩みの仮説を立て検証した。
・「ビジネスチャンスを発見する」というテーマで、解決したい訪日外国人(ユーザー)の課題を1つ設定し、具体的なアイデアを出していった。アイデアを検証するための街頭インタビューも実施した。
「人の成長支援を通じて、未来の社会づくりに貢献したい」
株式会社ウィル・シード 代表取締役社長 瀬田 信吾
私たちは、子ども向けの体感型教育で創業し、企業の人材開発支援へとテーマを広げ、成長してきました。子ども・大人を問わず、人の成長支援を通じて、未来の社会(インフラ)づくりに貢献したいと考えています。今回の起業創業ラボは、「高校生に、未来の社会づくりに踏み出す実感を持ってほしい」「企業向けの研修やプロジェクトで培った知見を、より広く社会に還元したい」との想いで受託しました。
このラボを受講した生徒たちには将来、「課題発見型の起業家マインド」をもって活躍してほしい。そして、生徒はもちろん、本プロジェクトを支援いただく関係者の皆様と共に「小さな困りごとを解決する」「人のニーズを満たしていく」「世の中に貢献していく」という視点で、未来の社会づくりに取り組みたいと考えています。