越境学習は近年、経済産業省によるイノベーション推進人材の育成施策の一つとして推奨され、日本企業での取り組みの裾野がどんどん広がっています。

その背景には、経営観点の人材育成の切り口から、効率的にイノベーションを促進するために、自社（自文脈）と異なる新鮮な情報・知識を入手したい、刺激を取り入れたい、という期待もあると思われます。

確かに越境にはそういった側面もありますが、越境の本質は「何を学ぶか」よりも「何になりたいか」に気づくことではないでしょうか。

翻って、企業理念やパーパス（社会における存在意義）を改めて明確にする企業が増えています。

企業がパーパスを明確にすれば、そこで働く個人の志（個人のパーパス）が問われるはずです。盲目的に会社のパーパスに従うのでなく個人の志をもって会社のパーパスを俯瞰し本質的に共感できる部分を見つけていく、というのは本来的な筋でしょう。

本セミナーでは越境学習の第一人者である石山恒貴さん（法政大学大学院政策創造研究科教授）をお招きし、越境のプロセスが個人の志を育む上でどう効果があるのか？等をお話し頂きつつ、参加した皆様同士でも理解を深めていきます。

■申込期限：2月8日（火）13時

なお、当社も異業種による越境型体験プロジェクトをスタートさせました。宜しければ是非ご覧ください。