2025年5月18日、早稲田大学ビジネススクール(WBS)が主催する「ネクスト・リーダー・プログラム」において、弊社講師・岸本渉がビジネス・シミュレーション『SEED』を提供いたしました。弊社としては、本プログラムへの登壇は今年で9年目となります。
「ネクスト・リーダー・プログラム」は、企業から派遣されたミドルリーダーとWBSの正規学生が共に学ぶ1年間の実践型プログラムです。本プログラムでは、プログラムディレクターである淺羽茂教授や、実業界・政界から招かれるゲスト講師とともに、討論や分析、発表を繰り返すインタラクティブな演習を行います。これにより、受講者はリーダーに必要な幅広い視野や現代を読み解く分析力、意思決定力と精神力を養うことを目的としています。
「リーダーシップを机上で終わらせず、発揮・実践の場を用意したい」というご要望から、長年に渡り集合形式でのビジネス・シミュレーション『SEED』を実施しております。
▶ リーダーとしての現在地を浮き彫りにする『SEED』
『SEED』は、参加者が「国(チーム)」ごとに分かれて一定時間内でのアウトプット(売上)を競うビジネスシミュレーション型の学習プログラムです。その過程において、参加者の行動特性や判断スタイルが自然と表出します。
受講者からは、以下のような声が寄せられました。
「別日に実施したリーダーシップ分析で判明した弱みが、まざまざとシミュレーションの中で突きつけられ、本当に今後の行動に結びつけようと思った」
「シミュレーションと同じように、職場は一人じゃないので、自分の弱みを誰かに頼ることも、埋め合わせしてくれることも、チームワークが重要と実感した」
「シミュレーションで、いちいち戦略判断を評価する時間はなく、自分たちの戦略を成功させるには、適宜軌道修正しながら続けるしかない。リアルの世界も同じだと感じた」
体験を通じて得られた実感が、リーダーシップの再定義につながる機会となったことがうかがえます。
▶ 自ら考える力を引き出すファシリテーション
ウィル・シードの特徴の一つでもあるファシリテーションにも好意的なコメントが多く寄せられました。
「表面的な分析では足りず、深層的な“なぜそう思うか”まで深掘りしていただけた」
「問いかけやフィードバックにご自身の知見も交えてくださり、学びが立体的だった」
「ポジティブなコメントと、“なぜ良いのか”を言語化していただけたのが印象的だった」
弊社では、講師が一方的に教えるのではなく、参加者自身が気づきを得るための“問い”を重視した進行を行っております。
▶ 感情を伴う体験が、学びを定着させる
ある参加者は、「最後に1位になれずに後悔が残った」と語っていました。その体験は、結果そのもの以上に、自らの意思決定や見落としていた視点への気づきにつながっていたようです。
また、別の参加者からは、
「自チーム内で完結しすぎたと反省した。自分はコンフォートゾーンを見つけて浸りがちだと気づかされた」
「一番になりたいモチベーションは何事にも優る。学ぶ楽しさを思い出す機会になりました。」
といった声もあり、体験を通じての内省が、今後の行動変容のきっかけになっていることがうかがえます。
▶ ビジネスの本質やビジネスパーソンとしての現在地をつかむ
SEEDは、短時間でビジネスの本質やビジネスパーソンとしての現在地をつかむうえで有効なプログラムです。新入社員から管理職・経営者向けまでの幅広い世代・役割、総合商社からサービス業・製造業・IT企業など幅広い業種、スタートアップから大企業まで幅広い事業規模の対象者向けに実施されてきました。
ご興味がある方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。
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