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海外トレーニー制度−派遣期間中モニタリング①

海外トレーニー派遣をサポートし、のべ1,500回以上の面談を重ねる中でわかった 「海外トレーニー制度成功の秘訣」をご紹介します。

海外トレーニー制度は、派遣者に「派遣前マインドセット」をして無事に送り出すことができて、ようやくスタート地点に立ったと言えるでしょう。この制度を成功に導くためには、派遣期間中のモニタリングがとても重要です。今回は、モニタリングの1つ目のポイント「派遣先環境チェック」についてご紹介していきます。

職場環境・業務内容の確認

派遣先環境についてチェックをする際は、「職場環境」と「業務内容」の両面からモニタリングすることが大切です。特に、派遣者にとってチャレンジングな環境か否かを確認するためには、以下の5つを確認することが効果的です。

1. 「日本化」された組織か、(買収先企業やグループ会社など)日本本社とはまったく「異なる文化」を持った組織か
買収した企業でのトレーニングは、慣れ親しんだ文化に頼らず業務を遂行していかなければならないため、日本化された組織よりもチャレンジングな職場環境であると言えます。

2. 「単独」で進められる業務か、「現地スタッフ」と接点を持ちながら進める業務か
現地スタッフと接点を持ちながら進める業務は、言語や異文化コミュニケーションにおける壁が大きく、単独で進められる業務よりもチャレンジングな業務であると言えます。

3. 「ルーティーン化しやすい」業務か、「プロジェクト性が高い」業務か
プロジェクト性が高い業務では、関わるメンバーが固定ではない場合が多く、新しいメンバーが加わる度に関係構築をする必要があります。また、仕事の進め方もプロジェクトによって異なり、常に状況や相手を見て考えながら業務を遂行する必要があるため、ルーティーン化しやすい業務よりもチャレンジングな業務であると言えます。

4. 内省を促してくれる上司やトレーナーがいるか否か
業務を遂行する上で「なぜ、そのような判断をしたのか?」「なぜ、それが正しいと思ったのか?」等、「なぜ」を問うてくれる上司やトレーナーがいると、業務の「結果(成果)」だけでなく「プロセス」にも目を向けやすくなります。自分自身の経験を振り返る機会を得やすい職場環境であると言えます。

5. 派遣者にとって過去経験のない(専門性を活かしにくい)業務か否か
経験のない業務では、「(過去に取り組んで)うまくいった」という自信が持てない中で自分なりに創意工夫しながら取り組むことになるため、よりチャレンジングな業務であると言えます。

以上の5点を確認したときに、派遣者にとってチャレンジ度が低いと判断した場合は、派遣者に対して新たな経験を取りにいくことをアドバイスすると良いでしょう。効果的なアドバイスのしかたについては、第5回コラムでご紹介します。

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