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<トレーニー・インタビュー>グローバルに視野を拡げるきっかけとなった5日間

東京海上日動火災保険株式会社では、毎年入社3年目の社員を対象に、「グローバル研修」を行っています。例年であれば、海外に渡航して行われる研修ですが、2020年はウィル・シードのオンライン研修「リモート・プラクティカルトレーニング」を導入いただきました。オンライン形式で実施したグローバル研修からどのような学びがあったのか、実際に参加した受講生に話を聞いてみました。

2020.12.15

※リモート・プラクティカルトレーニングとは
海外と日本をオンラインで繋ぎ、ローカル企業(経営者)から出されたお題に対して、Buddy(ペアで協働するローカルのビジネスパーソン)と1対1で調査・提案を進めていく5日間の体験型研修
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将来グローバルビジネスに関わるために

他の参加者とも話していますが、今回の研修はとても貴重な機会だったと思います。普段とは違う業界やビジネステーマに取り組めて、かつ海外のビジネスパーソンと一緒に仕事ができる経験は、非常に充実したものでした。一度日ごろの仕事から離れて、一ビジネスパーソンとしての自分の立ち位置を認識する機会、自分のなりたい姿を立ち止まってあらためて考える機会にもなりました。研修から2ヶ月程度が経過し、自分自身のなかで変わった点が大きく二つあります。まず一つは、将来グローバルなビジネスに携わっていくために、海外の文化や語学を学ぶことへの意識が高まったこと。もう一つは、どこで仕事をするにしても基本的な部分は変わらない、ということを実感し、意識できるようになったことです。仕事の原理原則、基礎となる部分を自分の中でしっかりと構築していきたいという気持ちが研修を通じてより高まったと思います。

オンラインならではの難しさを痛感

3年目グローバル研修は、海外経験を会社がサポートして提供してくれる貴重な機会です。そのため、会社内で本研修をポジティブに捉えている社員は多いと感じます。入社した頃から、先輩方には「この研修への参加に向けて、日ごろから努力しておいた方が良いよ」と言われていました。私自身、大学時代に留学経験があることもあり、将来いずれは海外で働きたいとの気持ちもありました。従い、研修に参加するまでの英語学習には積極的に取り組んできていましたが、コロナの影響で今回は渡航ができない旨を聞いた時は、正直残念な気持ちもありました。しかし、リモートのグローバル研修では、ずっとPC画面越しのコミュニケーションになるので、実際に海外に行くよりもハードな研修になるのではないかと感じていました。

実際の研修は、事前の想定以上にハードでした。PC画面越しでもボディランゲージやライティング、画面共有などを駆使して、コミュニケーションがとれることは分かりましたが、対面では伝わるニュアンスをPC画面越しに伝えることは、とても難しいと感じました。Buddyとは研修以外のことも含めて、様々な話をさせてもらったこともあり、かなり仲良くなれたと思います。仲良くなるに伴って、微妙なニュアンスも伝えられるようになっていきました。

今回の研修では、最終的な成果物を出すにあたって、クライアントに満足してもらえる状態がわからない中で話し合いをしている時が特にタフだったと感じます。Buddyとの関係は良好で、二人で色々と話し合いながら、解決していったので、四六時中緊張感のある状況下にいるというタフさはそこまではなかったと感じます。今回の研修と日常の業務で共通するのは、最終的にお客様に満足してもらうことであり、研修内でもクライアントの期待を越えるアイデアを生み出すことは強く意識していました。

周りの刺激から学べた課題

Buddyと良好な関係を築くため、特に意識していたことは、事前準備です。日本語のコミュニケーションでは100伝わるところが、英語だとほんの数パーセントしか伝わりません。どういう話をするのか、どんな質問をするのか、相手の返答に対して何を話すのか、と様々な状況を想定して、準備していました。話すときの言い回しや使う単語・文法など。事前準備はやっておいて良かったと思います。一方、研修が進む中で、Buddyから色々な意見を言ってもらうなかで、私のアウトプットが追いつかなくなった時は焦りました。

慣れない領域で、スピーディにアイデアを出していく点では能力の不足を感じました。日ごろ行っている事故対応においては、発生した事故を踏まえて、その対処方法を考えていきます。まずは事実を把握し、理解を得るために論理的に説明するなど、円満解決を目指すことが原則となります。一方、今回の研修では、色々なアイデアを出し、アイデアを組み立てて、より大きなビジネスにしていくための提案が求められていました。普段の仕事とは異なる部分もあり、アウトプットができていない時に、ついつい考えることを止めてしまう自分がいることにも気づきました。今は、仕事の中で、事実の解明や論理的な説明と併せて、考えることを止めないことも意識して取り組んでいます。

実は研修前から、自分の足りていない点について、気づいていた部分もありました。研修を通じて、自分の足りていない点としっかり向き合い、今後身に付けていきたいという気持ちが強くなり、よりスピード感をもって取り組もうという切迫感を持つようになりました。そこに至るにあたっては、Buddyはもちろん、他のタイ人のメンバー、周りの日本人メンバーなど、周囲から受ける刺激が大きかったと思います。

グローバルビジネスにつなげるための情報感度、英語強化

研修前に、タイの現地について調べるエピソードノートという事前課題が与えられていました。実際に調べることで、日本とタイは全然違うことが分かったともに、更に5日間の研修においてもその違いをリアルに体感しました。その体験を通じて、「何も知らないこと」は問題だと感じ、自分から情報を取ることの必要性に気付いたと思います。研修前は、新聞の記事でも自身の業務と直接的に関係ないところについては、正直しっかりとは読んでいませんでした。しかし、最近では新しいテクノロジーやトレンドを知っておきたいと思い、NewsPicksなどで毎日数本は記事を読むようになりました。英語の勉強については、この研修前に取り組んでいたことを継続しています。主にはテキストでの勉強、YouTube視聴、などです。英語がどれだけうまく喋れるかよりも、グローバルビジネスでの成果にどれだけ繋げられるかが重要だとは思いますが、ある程度は喋れないと話にならないとも痛感したので、研修前より意識して勉強しています。

今回の経験を通じて、色々なことに興味を持てるようになった点は、自分自身が大きく変わったことだと感じています。現在は日本国内で日本人社員と働いていますが、世界に目を向けると、多様な価値観、優秀な同世代、早いスピードで動くマーケットが存在していて、自分がそんな世界のどこに位置付けられているのか…。日常業務に追われていた中で、自分がどんなことを成し遂げたいのか、これからどうなりたいのか、そしてそのために何をすべきか、について立ち止まって考えることのできた、とても貴重な機会になったと思います。

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