新入社員・若手社員【1日間・集合/オンライン】
変化の中でも自律的に成長できる人材を育成する
このような課題にお応えします
・すぐに周囲に答えを求めようとする姿勢が強い
・同じ間違いを繰り返したり、指導しても行動が変わらないなど、学ぶ姿勢が十分ではない
・OJT期間終了後は自律的に業務にあたって欲しいが、PDCAサイクルを一人で回すことができず不安を感じる
「人生100年時代」を迎え、長く活躍していくためには、学び続け、自らを変化させながら環境に適応していく力が求められます。新入社員、若手社員が変化する環境の中で自律的に成長していくためには、「リフレクション(内省)」と「行動」のサイクルを素早く回し続けることが重要です。
本プログラムでは、社会人にとってのリフレクションの重要性とその具体的な方法を伝え、変化に対応しながら自ら能力を開発・成長できる人材の育成を目指します。
・変化の時代におけるリフレクションの重要性と必要性を理解できている
・仕事を通じて自律的に学習・成長していくイメージを持てている
・リフレクションの具体的な方法を理解できている
行動の約9割は潜在意識の影響を受け、無意識に選択されると言われています。顕在意識だけでなく、潜在意識の部分まで掘り下げて振り返る意義と方法を、個人考察及び他者からのフィードバックを通じて体感し、理解を深めます。
些細な経験であっても、さまざまな着眼点を持って振り返ることで、多様な知恵を得ることができます。リフレクションの材料は日常の中にたくさん転がっていること、日々何となく過ごすのではなく、日常のあらゆる経験から学びを得て、成長の機会を創出できることを学びます。
職場においてリフレクションを習慣化するための仕組みづくりについても紹介します。目標設定の工夫や日々の気づきの言語化、他者を巻き込む関わり方、振り返りの機会をどう設けるかといった具体的な方法についても情報提供いたします。
配属前にリフレクションの意義の理解と方法論の習得を目指すプログラム。
配属直後は、大多数の新入社員がリアリティショック (※1)を感じることやリモート環境下で新入社員の様子が上司から見えづらい環境下であることから、一人で抱え込まない「客観的な振り返り」 の必要性が高い時期でもあります。入社前のほとんどの新入社員は働く経験がないため、リアルな仕事体験を通じた、成功・失敗、感情の揺さぶりを講師と共に振り返ります。シミュレーション中の様子を客観的にフィードバックすることを通じて、第三者の目線を借りながら深い振り返りを行うことの意義を実感するプログラムです。
※1 理想と現実の間のギャップに衝撃を受けること。受ける衝撃の大きさによってはやる気を全く失い、離職へとつながる可能性もある
入社後一定の業務経験が積まれ、次の成長を促したい時期に実施する プログラム。
業務で多くの成功や失敗体験、日々の学びが蓄積されていても、それが単なる「同じ失敗は二度としない」という振り返りになっていては、業務の進め方が向上する程度に留まってしまいます。
研修では、浅い振り返りと深い振り返りの具体的な違いの考察、多種多様な問いを用いたリフレクション体験、物事を探求する根源的な気持ちである好奇心と向き合う時間など、自己流の振り返りでは得られない多くの学びや気づき、日常の中で活用いただける具体的な観点や方法論を提供します。
・内省では自身の行動について前向きに振り返ることができるため、振り返りが苦にならず、自身で成長点を作っていけると感じることができた。逆にネガティブに反省ばかりしていると、成長点を自らつぶしてしまうという気づきを得た。
・今までは何となくでこんなことあったなと振り返っていたくらいで、実際に学んだ内容を忘れていることが多くあった。リフレクションをすることで、学んだことの定着率が高まると学習できた。
・今まで漠然と過去を振り返ってきたが、正しく振り返る(リフレクションをする)ことで、成長できるということを学んだ。