新入社員導入【1日~/集合・オン】
成長機会を自ら勝ち取るための仕事の進め方
「失敗を恐れているのか、言われたことしかやろうとしない」「何を考えているのかよくわからない」など、新入社員を部下に持つ上司の方からはこのようなお声をいただきます。昨今のビジネス環境は複雑性が増し、量ではなく質が問われる仕事が増えてきています。そのような、教える側も自身の仕事について試行錯誤している環境の中に、何も知らない新入社員が飛び込む現代の職場環境では、新入社員が指示を待っているだけでは仕事がうまく進みません。また、昨今、テレワークを推奨する職場も増えています。テレワークでは、仕事での接点がない限り、新入社員の日々の仕事・様子を把握することは困難です。そのような環境で、新入社員が指示を待つだけでは、上司・育成者の負担は増すばかりです。
新入社員だけでなく、中途社員も同様ですが、配属された組織で働いたことのない社員がまずやるべきことはその組織の“仕事の進め方”を「知る・学ぶ」ということです。職場には、体系化された情報だけではなく、暗黙知が存在します。これらを知らずに仕事を進めることは難しく、かつ体系化されていない情報は待っていても教えてもらえる機会は少ないため、新入社員には自分から情報を取りに行く姿勢が求められます。しかし、配属前の新入社員は職場環境のイメージがないため、仕事を覚える期間の過ごし方・動き方を知らないことが多いです。その結果、「初めての人でも積極的に質問できる人」や「人懐っこい人」など、本人の元々の特性によって職場適応の時間が変わってしまうのです。本プログラムは、自分から周囲に働きかける活動を「すごい報連相」と称し、すごい報連相ができる新入社員を育みます。
早く仕事を覚えたい、成長したい新入社員が、仕事を任されるために必要なこととは?弊社では「信頼・成果の積み重ね」と「知識量」であると考えます。「信頼」とは、上司や先輩からみて任せた仕事の状態が常にわかり不安にならないこと、「知識量」とは、任された仕事に必要な知識が備わっていること。常に自ら人に働きかけるすごい報連相の実践を通じて、その2つを獲得することができます。
すごい報連相は、単なる報連相とは異なり、新入社員が自分から周囲に働きかける一連の動作を指します。そのため、報告・連絡・相談だけではなく、仕事の段取り(PDCA、優先順位付け)周囲への相談におけるわかりやすい相談の仕方(わかりやすい書き方・話し方)などが必要です。本プログラムは、すごい報連相を学ぶ過程で結果的に必要な基本スキルが習得できる仕立てとなっています。
すごい報連相の重要性を理解していても、忙しい職場では慣れないことも多く思うように進めることが難しいのが現実ではないでしょうか。本プログラムでは職場シミュレーションを通じた仕事体験とその中で生じた葛藤・不安の乗り越え方を見出すところまで提供。リアルな職場のイメージを持つことはもちろんのこと、難しさや不安を配属前に感じた上で、乗り越え方をイメージしておくことで職場適応をスムーズにします。
【基礎編1日間】
1.組織で仕事をする上で必要な要素を認識する/2.報連相の必要性を認識する
3.報連相の土台となる仕事の進め方(PDCA/優先順位付け)/4.報連相のロールプレイング
【応用編2~3日間】
1.組織で求められるコミュニケーション/2.より良いコミュニケーション実現のために
3.相手を観察する/4.基本姿勢を身に着ける/5.必要な情報を収集する
6.明確に情報を把握する/7.伝え方を身に着ける/8.文書の3つの原則
9.書式を使った文書を作成する/10.コミュニケーションのまとめ
11.上司・先輩から知見を獲得する/12.ほどよい準備
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●研修期間:1日~3日間
●学習要素:新入社員研修で取り扱う仕事の基本
(PDCA・段取り・報連相・話す・聞く・書く)を網羅
●プログラム構成:B【職場体験シミュレーション】と合わせた計3日間~5日間を推奨
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研修スケジュール
【実践編:2日間】
1.仕事シミュレーションDIVE
2.振り返り
3.職場で自ら働きかけるためのアクションプラン
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●研修期間:2日間
●学習要素:
顧客からの要望を実現するため上司を巻き込み進めるシミュレーション。
仕事のスタンス・基本スキルの実践
●プログラム構成:A【考え方+スキル】と合わせた計3日間~5日間を推奨
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